ローソク足の並びを図形のような形で見て分析することをいいます。トレンド転換するのか、レンジなのかを判断する材料の1つになります。ここでは転換のパターンとレンジ相場の代表的なチャートパターンをご紹介します。
トレンド転換のパターン
・ダブルトップ / ダブルボトム
2度同じくらいの高値を付け、ローマ字のMのような形状になるものをいいます。ダブルボトムはローマ字のWのような形状になります。
同じポイントで2度止められネックラインを割ったことで転換の示唆となります。
・三尊 / 逆三尊
3つの山を形成して、中央の山が一番大きい状態のものをいいます。3度止められてネックラインを割ったことで転換の示唆となります。
レンジ相場のパターン
・ボックス
高値と安値が一定の幅で横ばいに動き、箱のような形を形成しているものをいいます。レンジ相場になります。ブレイクした方向に狙っていきます。
・チャネル
斜めの平行なラインの中でレートが上下に移動している状態をいいます。レンジ相場になります。トレンド方向にブレイクしたら狙っていく。
・保ち合い(もちあい)
保ち合いには3パターンあります。
・対象三角保ち合い
高値切り下げ、安値切り上げのチャートパターン。上下どちらか抜けた方向を狙う。
・上昇三角保ち合い
上値は水平線で止められ、安値は切り上げている状態。上ブレイクしたら狙う。
・下降三角保ち合い
安値は水平線で止められ、高値は切り下げている状態。下ブレイクしたら狙う。