起点(水平線)とは

チャート分析

本日は水平線について解説していきます。

水平線の引き方にはいくつかありますが、その中でも私が重要視している『起点に引く』を解説していきます。起点に引いた水平線はそこにレートが戻て来たら『止まりやすい』と判断します。

下のチャートは5月5日のドル円、1時間足チャートになります。

値動きの流れは 『レンジ → 上昇 → 下降』 となっています。
ポイントは上昇を開始した大陽線になります。(矢印で示したローソク足です)ここから上昇を開始しているので、『上昇の起点』がこの大陽線になります。

線の引き方ですが、まずは『実体』に引いてください。次にヒゲに引いてください。ヒゲに引くときにはコツがあります。手前のレンジ部分を見て、水平線が全体的に当たって止められているかどうかを見て引いて下さい。なぜか。何度も意識されているポイントの方が効きやすいからです。何度も止められているということは、他のトレーダーもそこのレートを意識していると判断できるからです。

このチャートでは下のラインが意識されピンバーが出現しました。
その後は一旦戻されています。このように上昇や下降の起点となったポイントまでレートが戻されたときは止まりやすいと考えて利確のターゲットにしたり、そこからの反転を狙ったトレード戦略を立てることも可能になります。

まずは分かりやすいチャートを探して引く練習をしてみてください。
沢山のチャートに引くことで目が養われて自然に引けるようになってきます。