移動平均線と価格の動き

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トレンドを把握する方法として移動平均線の並び、向きで判断する方法があります。

下の図では➀の段階では上から21MA、50M、100MA、200MAの並びになっており、短期移動平均線から順番のならびなので、パーフェクトオーダーになっています。強い上昇トレンドを表します。

➁では21MAが50MAとクロスして下にきたあたりからトレンドの終息を考えます。この場面ではトレンド転換しています。この他にもヨコヨコのレンジの場合もありますし、もう一度21MAが50MAの上にきて再上昇する場合もあります。ここで大事なのは、クロスした時点で上昇が弱くなっていることを把握することです。

➂の場面ではMAが密集しています。これはレンジ状態を表します。➀と➁の場面の間にレンジ状態になることもあります。ここで大切なのは、MAが密集、全体が横向きの時はレンジ相場だということです。

このMAの状態を正確に把握することで、トレードする場面なのかそうでないのか、リスクをどれだけとるべきなのかなどを判断することが出来ます。

まず初心者の方は移動平均線(MA)の並び、向きをに注目して分析することをお勧めします。

中級者~上級者の方は移動平均線だけではなく、ローソク足の値動きからトレンド転換、トレンド回帰などの判断ができるようになると初動からエントリー出来るので大きく勝つトレードができるようになります。是非、仮説を立てて検証してみてください。